――奴○としてとある屋敷に売られた夜、
殺し屋さんに出会った。
「せいぜい俺を飽きさせないようにがんばれ」
屋敷中の人間を殺し、主人公も無慈悲に殺そうとしたその瞬間、
とっさに彼女の口から飛び出した言葉を聞いた殺し屋は
なぜか自身を新しい「ご主人様」だと名乗り、行動を共にするようにと言う。
フリーで依頼を受ける殺し屋とともに、各国を巡る主人公。
殺し屋の終わった人間性に辟易しながら、主人公が生きていくための
唯一の術は、彼に毎日”奉仕”をすること。
ご主人様(殺し屋)の機嫌一つで殺されるかもしれない、ぎりぎりの均衡を保った生活の中で、
少しずつ彼の心のうちに触れ、自分の中で彼のイメージが変わっていくことに気づく主人公。
一方で、初めて目にした主人公の笑顔によって殺し屋の中でも何かが変わっていく。
旅の中で、近づいたと思っていた距離が、ひとつの出来事によって崩れていき――…。
「今日は最期だし、死ぬまでぐちゃぐちゃに犯しつくして」
「約束通りばいばいしような」
裏切りと勘違いした殺し屋によって、
逃れられない快楽に壊されていく主人公。
「アンタがあいつに笑いかけてるのを見た時の あんな腹のナカ煮えくり返るような感覚」
「生まれて初めてだわ」
はじめての執着に狂う男と、そんな男から逃げられない主人公が
堕とされていく話。
引用元:DLsite
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