2週間前、誰かに自宅に侵入(はい)られるストーカー被害にあった。
それから、帰り道がいつも怖い。
降り出した雨のせいで、ますます気が重い…とある日の帰り道。
傘を貸してくれたのは、優しくて頼りになる、憧れの上司・雨宮部長。
静かに悩みを聞いてくれて、
優しく励ましてくれて、
家で雨宿りさせてくれて、
温かなハーブティーを淹れてくれて…それで…
「筋弛緩剤、効きすぎたかな…?
今夜は返さないよ?代わりに、精子をあげるね」
私はその時、初めて気付いた。
「好きだ」と囁きながら私を○すこの男が、ストーカーだったんだって。
おすすめ